庄原市議会 > 2015-09-30 >
09月30日-06号

  • 債権放棄 議会報告(/)
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  1. 庄原市議会 2015-09-30
    09月30日-06号


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    平成27年  9月 定例会(第4回)        平成27年第4回庄原市議会定例会会議録(第6号)平成27年9月30日(水曜日) 午前10時00分 再開出席議員(19名)      1番 五島 誠      2番 政野 太      3番 吉方明美      4番 近藤久子      5番 徳永泰臣      6番 福山権二      7番 堀井秀昭      8番 坂本義明      9番 松浦 昇     10番 横路政之     11番 林 高正     12番 田中五郎     13番 岡村信吉     14番 赤木忠徳     15番 垣内秀孝     16番 竹内光義     17番 門脇俊照     19番 八谷文策     20番 谷口隆明---------------------------------------欠席議員(1名)     18番 宇江田豊彦---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名     市長      木山耕三     副市長     矢吹有司     副市長     神宮祥司     いちばんづくり政策監                              米村公男     総務課長    大原直樹     企画課長    兼森博夫     財政課長    西田英司     管財課長    加藤 孝     自治定住課長  宮崎孝記     情報政策課長  永江 誠     農業振興課長  平岡章吾     林業振興課長  森繁光晴     商工観光課長  寺元豊樹     市民生活課長  清水勇人     税務課長    藤井皇造     債権収納課長  藤井皇造     環境政策課長  森岡 浩     保健医療課長  荘川隆則     社会福祉課長  毛利久子     高齢者福祉課長 佐々木隆行     児童福祉課長  中原博明     建設課長    山本博行     農村整備課長  藤原洋二     都市整備課長  三浦義和     下水道課長   國上章二     簡易水道課長  田邊 徹     会計管理者   瀧口明弘     比和支所長   石原敏彦     総領支所長   片山祐子     教育長     牧原明人     教育総務課長  山田明彦     教育指導課長  中重秋登     生涯学習課長  赤堀幹義     選挙管理委員会事務局長             大原直樹     農業委員会事務局長             平岡章吾     監査委員    高野美則     監査委員事務局長                              麻尾浩祥     水道課長    田邊 徹     西城市民病院事務長             惠木啓介---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長    前原伸一     議事調査係長  小林信男     書記      俵 啓介---------------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 議案第95号 庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例(総務財政常任委員会委員長報告) 日程第3 議案第100号 庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例(総務財政常任委員会委員長報告) 日程第4 議案第114号 平成26年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第5 議案第115号 平成26年度庄原市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第116号 平成26年度庄原市歯科診療所特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 議案第117号 平成26年度庄原市休日診療センター特別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第118号 平成26年度庄原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第9 議案第119号 平成26年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算認定について 日程第10 議案第120号 平成26年度庄原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第121号 平成26年度庄原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第122号 平成26年度庄原市介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第13 議案第123号 平成26年度庄原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第14 議案第124号 平成26年度庄原市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第15 議案第125号 平成26年度庄原市浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第16 議案第126号 平成26年度庄原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第17 議案第127号 平成26年度庄原市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第18 議案第128号 平成26年度庄原市宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第19 議案第129号 平成26年度庄原市水道事業会計決算認定について 日程第20 議案第130号 平成26年度庄原市国民健康保険病院事業会計決算認定について 日程第21 議案第131号 平成26年度庄原市比和財産区特別会計歳入歳出決算認定について 日程第22 議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第23 議案第93号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第24 議案第94号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて 日程第25 請願第2号 平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望について(教育民生常任委員会委員長報告) 日程第26 発議第13号 庄原市議会会議規則の一部を改正する規則について 日程第27 発議第14号 国会における安保関連法案の強行採決に抗議し法の施行に反対するとともにこの法の廃止を求める意見書 日程第28 議員派遣について 日程第29 閉会中の継続審査について(各常任委員会の所管事務調査)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------                         午前10時00分 開議 ○堀井秀昭議長 これより、平成27年第4回庄原市議会定例会を再開いたします。 ただいまの出席議員19名であります。よって直ちに本日の会議を開きます。 諸般報告をいたします。欠席届が宇江田豊彦議員より提出をされております。その他については、配付しています諸般報告書第3号のとおりであります。また、本日の会議におきまして、写真撮影、録音、録画を許可しております。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○堀井秀昭議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、議長において、20番、谷口隆明議員、1番、五島誠議員をそれぞれ指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第95号 庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例(総務財政常任委員会委員長報告) ○堀井秀昭議長 日程第2、議案第95号、庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例を定める条例を議題といたします。 総務財政常任委員会委員長から審査の経過及び結果についての報告を求めます。五島誠委員長。     〔1番 五島誠議員 登壇〕 ◆1番(五島誠議員) ただいま議長より報告を求められましたので、付託を受けました議案第95号、庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について、総務財政常任委員会の審査の結果を報告します。 本条例案については、9月11日、全委員出席のもと委員会を開催し、説明員として企画課長の出席を求め慎重に審査いたしました。審議の過程における質疑等、主なものについて報告します。 まず、市民の意見の把握、利用範囲を広げていくことへの不安の把握について行った経緯があるのか、また執行段階でそういう対応していくのかとの問いに対しては、個人番号の事務は法律に基づく事務であり、今の所そういう予定はないというのが実情である。利用範囲の拡大などは進むのではないかと御意見もございましたが、今回提出をしておりますこの条例につきましては、あくまでも当初予定でございました、社会保障、税、災害対策に限定した内容での条例案という状況であるとの答弁でありました。次に、内容について国が示した準則通りかとの問いに対し、国の準則通りであるとの答弁でありました。次に、本条例案による事務において、市民の皆さんが不利益をもたらされたり、情報漏えいが懸念されるが、その対策について、先に対する不安はないのか。十分な対応ができるようになっているのかということについての問いに対し、個人番号につきましては、今回初めて行うものでございますので、市民の皆さんにも、実際事務を取り扱う私たちにも、不安がないかというと嘘になるというのが正直な気持ちである。ただ、例えば介護保険の制度につきましても、新たな制度としてスタートして、いろいろ内容等の見直しも行いながら、今日、定着してきた経緯もあるので、ある程度の時間はかかるかもしれないが、徐々には定着していくものと考えているとの答弁でありました。また、情報漏えいに対しては、この番号が漏えいしたからといって全ての情報が漏れるわけではない。考えられるものとすれば、この事務を取り扱う担当職員が、意図的に自分が扱う方の番号を他に漏らすということなども考えられるわけだが、もちろん、そういうことがあってはいけないし、そういうことがないようにすることや、意図しない形で、それが外部に漏れるというようなリスクは極力避けるような運用、取り扱いをする必要があると認識をしている。システムの問題で言えば、オンライン上に乗らない取り扱いで漏えいは守れるようになされているが、非常にこの分野、日進月歩で100%大丈夫とは誰も言い切れないところがある。市内部のシステムが原因ならば、本市独自のシステムを停止して対策を講じることになるとの答弁でありました。次に、市民啓発をどうしていくのか、非常にわかりにくいとの声もあるとの問いに対しては、この法律の周知につきましては、あくまでも国が責任を持って行うというのが大前提であるが、国がしないからしょうがないということにはならない。これまで市民広報等で確実なところだけをお知らせしているし、特に事業者等についても、これからシリーズとして市民広報などでお知らせをしていきたいというふうには考えているとの答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 それでは、採決の結果を報告します。議案第95号、庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例は賛成多数で可決することに決しました。 以上、報告を終わります。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 まず、反対の討論から許します。松浦昇議員。     〔9番 松浦昇議員 登壇〕 ◆9番(松浦昇議員) ただいま提案されました庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の委員長報告に対して、反対の立場から討論を行います。この条例案の反対に入る前に、前段について、若干時間をとって発言をしたいと思います。国会では2013年度にこの法律が通ったわけですが、その場では、日本共産党は国会で反対をしております。まず一つの理由が、国民一人一人に原則不変の個人番号を付番し、個人情報をこれによって容易に照合できる仕組みをつくることは、プライバシー侵害や成り済ましなどの犯罪を常態化する恐れがあるということで反対をしています。このときは社会保障、税、災害の3分野で、98の行政事務に適用するということでありました。2つ目がですね、非常にお金がかかっておるということです。初期投資が3,000億円とも言われました。そういう状況の中で、具体的にメリット、費用対効果も示されないという状況の中で、新たな国民負担がかかるということで、反対の理由にしています。庄原市でも、これを動かす状況になりますと、年間1,600万円かかるという答弁がされています。3つ目には、税や社会保障の分野では、徴税強化や社会保障給付の削減の手段として使われかねないという3つの理由で反対をしています。 現在の状況はですね、皆さんも御承知のように、日本年金機構の125万件もの個人情報流出の状況が起こって、国民は大変こういう状況が起こるんではないかということで、非常に不安を持っているということが報道をされています。特に、この同機構の事件は非常に管理がずさんであったということが報道され、教訓とすべきは、一たび漏えいすると取り返しのつかない状況になるということが報道されました。特に、条例は、このマイナンバー法に従って、特定したこの中身に入ってない事務を特定してやるということなんですが、基本的にこの制度では漏えいなどの危険性がより高まるということが指摘をされております。現在は、個人情報は市長村や各行政機関ごとに分けて管理をされておるわけですが、この制度が導入されれば、各分野の個人情報が結びつけられ、国や自治体が一括して管理・利用できるようになります。民間企業も、この番号を扱うことになります。こういう背景から、何が心配になるかといえば、個人情報が芋づる式に引き出され、情報漏えいや成り済まし、不正利用などの危険が高まることが指摘をされております。年金機構の事件を見ても、絶対安全ということは、国会の論戦でも政府はそういう答弁をしていません。特に、個人番号を官民が扱うという仕組み自体が漏えいの危険性を高めるものです。民間事業所で適正な管理ができないと、だだ漏れになるという声も専門家から上がっています。プライバシーの保護は、憲法で保障された権利であり、むやみに知らされないようにすべきが行政の責務であります。国が国民一人一人に番号をつけて、個人情報を収集し、行政一般に利用すること自体が私は重大な問題だと考えています。論議の中ではですね、政府は第三者機関、特定個人情報保護委員会があるから安心なんだと言っていますが、一つの例として、警察による刑事事件の捜査利用といった名目がつくと、これは監視の対象外だと言われています。それから、庄原市も21の行政事務について、特定個人情報保護強化を事前にしています。しかし、その内容を見れば、行政などが自分で自分に大丈夫というそういう制度で、これでは、歯どめにならないのではないかというように思っています。 そういったもろもろの状況を考えるときに、この法案に対して、次の4つについて反対をするものです。1つは、情報漏えいを100%防ぐシステムは不可能だということです。2つ目に、意図的に情報を盗み売る人間がいるということです。3つ目に、一度漏れた情報は流通・売買され、取り返しがつかなくなります。4つ目に、情報は集積されるほど利用価値が高まり、攻撃をしやすくする性格を持ちます。国会の論議でも、菅官房長官は、こういう党の叱責に対して、そのとおりということで認めざるを得ませんでしたと、こういうことが報道されています。 直接に提案された条例について、一言述べたいと思います。提案された趣旨を見ますと、番号利用法の規定に基づき、本市において個人番号の独自利用及び市長から教育委員会に特定個人情報の提供を行うことができるようにする条例だということです。ですから、今私が反対論を述べた本法に定めていない情報は、独自に条例で定めないと、それを執行することができないということになっていますから、それを特定化して条例に挙げています。独自利用の範囲として14の事務、これは、事務が番号利用法に規定されていないものです。それから10事務、事務が番号利用法を規定されているが、利用範囲の規定がないものが10事務あります。それから、実際内部における提供の範囲、4事務、市長部局から教育委員会へ、こういったことができるようにする条例案であります。一言で言えば、本法をなくすれば、こういった条例案をつくることはないわけですが、国の法律に従って、自治体はそれに従って事務をとる義務といいますかそれがあるわけで、こういった対応で、市民の皆さんの安心感を確保したいというのが狙いのように理解をしています。さっきも言いましたように、特定個人情報保護評価書というのが、こういった情報を集約する前に、安全に情報が運用できるかどうかを確保することが求められています。これは番号法第27条で、事前にそういう事務をする前に評価をすることが求められています。初めにも言いましたように、庄原市は今21事務でこの評価をしています。特に住基法に基づいて仮番号をつけて、10月の初めから政府から番号が送られるわけですが、そのための準備をするために、3月末までに国はこの評価をすることを求め、庄原市も適格にその事務をこなしていることが、この評価書で確認をすることができました。しかし、これは人口の多い市などはまだ厳しい対応、第三者委員会の審査を受けてやるようになっとるわけですが、住民の人数が少ないところは、行政自身がすることになっています。こういった点も、今後大きな課題を残しているんではないかと思います。 最後の結論なんですが、共通番号はそもそも漏れることを大前提にして、マイナンバーの定期的変更を求めることが一つは要るんではないかと思うんです。漏えいが疑われるときの通報体制の仕組みを確立すること、責任の所在をあらかじめ明確にしておくことなど、被害を最小限にとどめるための措置を講じておくべきだと思います。何よりも、マイナンバー制度そのものを中止断念することこそ、最も効果的なリスク回避策だと申し添え、反対討論とします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に賛成の討論を許します。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第95号を採決いたします。お諮りします。本案について、委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成16人、反対2人。以上のとおり、賛成が多数であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第3 議案第100号 庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例(総務財政常任委員会委員長報告) ○堀井秀昭議長 日程第3、議案第100号、庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務財政常任委員会委員長から審査の経過及び結果についての報告を求めます。五島誠委員長。     〔1番 五島誠議員 登壇〕 ◆1番(五島誠議員) ただいま議長より報告を求められましたので、付託を受けました議案第100号、庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、総務財政常任委員会の審査の結果を報告します。 本条例案については、9月11日、全委員出席のもと委員会を開催し、説明員として総務課長の出席を求め、補足説明の後、慎重に審査いたしました。審議の過程における質疑など、主なものについて報告します。まず、この条例改正が間に合わなかった場合はどうなのかとの問いに対しては、基本的には、もしこれが間に合わなければ、通常の個人情報保護法の中で、市が番号を取り扱った処理を行っていくことになる。国や国に合わせて改正してないと、特定個人情報ならではの使い方というのがあるので、そうしたものに対応しきれない。そうした中から今回の改正で取り扱いの規定をしているとの答弁でありました。次に、今回の改正は、職員が不当行為をしないためのものかとの問いに対して、今回改正する個人情報保護条例は、基本的に行政が保有する個人の情報の保護を目的に規定している。最終的に市が持っている情報をいかに取り扱い、規定して、その個人の情報を守るかということを規定しているから、罰則も市が持っている情報を職員などが流失させることなどを想定し、そういうことになってはいけないという抑止効果のために、職員がした場合の懲役刑などの規定であるとの答弁でありました。 以上が主な質疑であります。 それでは、採決の結果を報告します。議案第100号、庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例は、賛成多数で可決することに決しました。 以上、報告を終わります。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第100号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕
    ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成16人、反対2人。以上のとおり、賛成が多数であります。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第114号 平成26年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定について △日程第5 議案第115号 平成26年度庄原市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定について △日程第6 議案第116号 平成26年度庄原市歯科診療所特別会計歳入歳出決算認定について △日程第7 議案第117号 平成26年度庄原市休日診療センター特別会計歳入歳出決算認定について △日程第8 議案第118号 平成26年度庄原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第9 議案第119号 平成26年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算認定について △日程第10 議案第120号 平成26年度庄原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △日程第11 議案第121号 平成26年度庄原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第12 議案第122号 平成26年度庄原市介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第13 議案第123号 平成26年度庄原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第14 議案第124号 平成26年度庄原市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第15 議案第125号 平成26年度庄原市浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第16 議案第126号 平成26年度庄原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第17 議案第127号 平成26年度庄原市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第18 議案第128号 平成26年度庄原市宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第19 議案第129号 平成26年度庄原市水道事業会計決算認定について △日程第20 議案第130号 平成26年度庄原市国民健康保険病院事業会計決算認定について △日程第21 議案第131号 平成26年度庄原市比和財産区特別会計歳入歳出決算認定について ○堀井秀昭議長 日程第4、議案第114号、平成26年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定の件から、日程第21、議案第131号、平成26年度庄原市比和財産区特別会計歳入歳出決算認定の件までを一括議題といたします。 予算決算常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。垣内秀孝委員長。     〔15番 垣内秀孝議員 登壇〕 ◆15番(垣内秀孝議員) それでは委員長報告をいたします。第4回定例会の初日、平成27年9月3日に本委員会に付託されました、平成26年度庄原市一般会計歳入歳出の決算認定、そして、平成26年度庄原市住宅資金特別会計から庄原市比和財産区までの15議案の特別会計決算認定、さらに、平成26年度庄原市公営企業の水道事業会計、国民健康保険病院事業会計の決算認定についての審査の経過及び結果について報告いたします。 審査の時系列につきましては、9月3日、18名の委員全員出席での委員会を開催し、審査手順、次第等を決したところです。委員会決定では、3分科会での審査とすることとし、日程確認がされ、加えて正副主査会議での手順では、審査に関する方針、分科会の進行確認等の柱立てを行ったところであります。最初に、決算審査の審議を深める観点から、財政課の出席を求め、一般会計、特別会計、公営企業会計の計18会計を総括し、決算概要での数値などの説明、質疑でありました。これらの質疑の後、総務財政・教育民生・産業建設のそれぞれの分科会では、決算諸書類に加えて、重点審査項目の資料を求めて精査し、9月4日から9月7日、8日の3日間にわたり、所管ごとに説明員の出席のもとに審査されました。9月25日、委員会の会議では、それぞれの分科会の主査報告を求め、それらに対する質疑、意見がされました。分科会主査の報告などにつきましては、委員会委員が全員での構成でありますので省略いたします。 委員会で特に課題となった点や、主な質疑について申し上げます。まず、決算の総括的な説明を求めた件でございます。決算の概要についての説明では、平成26年度一般会計決算は、実質収支9億462万円で、前年度比では1億2,746万円増であります。このことは、特別交付税などが見込み額を上回る収入であったこと、そして歳出の予算に対して、特別会計への繰出金、公債費利子や例年見込額としている除雪経費などが減額の主な要因です。実質収支額は、過年5カ年では、最大の9億円余の黒字となったこと。このことから、一般会計の決算剰余金の財政調整基金への翌年度積立額は、前年度と比べて1億円増の5億円で決算との説明であります。また、平成27年度から始まる普通交付税の合併算定替の段階的縮減の対応に関しての問いでは、今後、財政状況を見極めた財政計画の策定にあわせて、新たな持続可能な財政プランを策定するとの説明でした。いずれにしても、中山間地域の経済活動は、資源活用も限界があり、加えて少子高齢化の現実を真摯に捉え、健全な財政運営をされることを望むものであります。 次に、庄原いちばん基本計画であります。平成25年度に策定された第1期の庄原いちばん計画に基づいて、平成26年度施策は引き続き3つの分野別とした、地域産業のいちばん、暮らしの安心のちばん、にぎわいと活力のいちばんが施策展開されました。産業育成、教育、福祉や地域活性化を目指し、平成26年度事業への予算投資総額は、23億2,928万円であります。施策の効果と事業浸透への取り組みとして、情報収集機能の強化、戦略的な市政の推進をするとして、人的配置として、いちばんづくり政策監が新設及び組織体制強化がみられたとの説明であります。事業展開は、即効性を含めるきっかけ付けとするとともに、さらに、まちづくりへの誘導と起業活動の起点とすべく、職員意識の心構えのさらなる深化と、市民、各種団体等への啓発強化を今以上に図られることを期待するものであります。 次に、木質バイオマス利活用プラント整備補助事業に関する取り組みです。平成26年度一般会計での歳出科目は、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、節では23償還金利子及び割引料で、説明欄では、国庫支出金等精算返納金であります。支出金額は、2億3,806万1,169円で、平成26年12月19日に国へ返還されました。これの返還は、本事業の計画主体である本市が、国から補助金を受けたものを、事業実施主体である民間事業者へ補助金として支出していたものでございます。本件の事業の継続をもくろみましたが、民間事業者の補助金事業継承の断念、グリーンケミカル株式会社の株主からの事業中止届及び国の補助事業の取扱方針を受けて、補助事業の中止を決定した。そして、市は国からグリーンケミカル株式会社の補助金適正化法により、交付決定の取消、補助金返還命令を受けて、前述の額を国に変換したものでございます。なお、本件の財源の歳入額は、8款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金、2億3,806万2,000円を充てたものでございます。また、グリーンケミカル株式会社に対する補助金返還請求額が未納であるため、引き続き破産手続により債権回収に努めることにしているものであります。この補助事業での処理などから、本市の事業展開をするにあたり、英知を結集して取り組まれることを求めるものであります。計画性、実行性、波及性、そして効果、あらゆる面から検討し、加えて大小にかかわらずプロジェクトの取り組みについては、専門家の声を入れるなどの対応を望みます。 それでは、委員会での採決の結果について報告いたします。議案第114号、平成26年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定は、賛成多数により認定すべきものと決しました。そして、議案第115号から議案第128号及び議案第131号の15の特別会計は、全員賛成により認定すべきものと決しました。さらに、議案第129号、議案第130号の2つの公営企業会計は、全員賛成により認定すべきものと決しました。結果の報告を終わります。 以上、本決算にかかわる審議は、常設化した委員会としては初めての委員会運営でございました。さらに委員会審議が充実するよう研さんし、決算審査の成果があがるよう努め、住民福祉の向上に資するべきと考え、各位の協力をさらにお願いするものでございます。ありがとうございました。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。まず原案に反対の討論を許します。谷口隆明議員。     〔20番 谷口隆明議員 登壇〕 ◆20番(谷口隆明議員) 20番、日本共産党の谷口隆明です。私は、平成26年度一般会計決算に反対、認定しない立場から討論を行います。 平成26年度一般会計当初予算案、各特別会計予算案には、私たち議員団は初めて賛成をいたし、賛成討論をいたしました。その後の1年間の市政運営を振り返って、以下のような理由で、反対の立場をとることにいたしました。 平成26年度の予算案の賛成討論では、私たちや関係者が毎年要望してきたことの多くが予算化されていることを特に評価いたしまして、また、市長が施政方針で、市民生活の安定を最優先に考え、お寄せいただいた市民の皆さんの多くの声を貴重な財産、政策の礎と受けとめるとの政治姿勢を表明され、このような市民本位の立場で取り組まれることを特に期待をし、賛成いたしました。その主な例として挙げたのは、庄原いちばんづくりの中で、子育て支援における中学校3年生までの子供の医療費の助成の拡充、第3子以降の保育料の無料化、経済対策でもある住宅リフォーム助成制度の予算の拡充、あるいは障害者用駐車場への雨よけの屋根の設置など、また、図書館司書など、毎年求めてきた保育士の採用等、合併後初めて実現をいたしました。それから、木の駅プロジェクトの施行等、地についた地域振興、林業振興への取り組みも始まりました。高速通信情報網についての新しい方針も予算化されました。これらについては、今でも大いに評価しているところです。 ただ、その討論の際に、市政運営の課題として4点ほど指摘をいたしました。その第1点に、木質バイオマス利活用プラント事業の問題を挙げておりました。この事業は、現木山市長が取り組まれた問題ではありませんが、このままずるずると補助事業を継続するのではなくて、事業の破綻、補助金の不正が明らかになった以上は、まず速やかにこの事業を中止し、そして、事業執行の責任の所在を明確にし、市民と国民にわびるのが筋であり、本来の姿だというように申し上げました。ただいま決算常任委員長から報告がありましたように、平成26年12月19日、不適正部分2億3,800万円余りを市の一般財源から国に返還されました。このことを議論した昨年末の調査特別委員会の議論、いろいろありましたが、政治責任については、執行者の皆さんは、確かにジュオンとの当初の協定に一番大きな問題があった。事業者の適格性の調査、事業計画の変更も含めて実効性があるかどうか十分判断するなど反省すべき点はあったとしながらも、行政は組織全体で事業を行うのであり、誰が悪かった、誰がよかったというようなことは言えない。究明はなかなか難しい。このような答弁があり、行政責任については明確にされませんでした。しかし、一般的常識から考えれば、庄原市が計画主体として民間企業と信頼関係に基づく共同事業を行い、その過程で民間事業者の不正が発覚し、事業中止になったのですから、行政に責任がないはずがあり得ません。市の全事業調査でも、平成19年3月、ジュオンとの協定締結時、既に(株)ジュオンは、BCLの取り引きがないにもかかわらず、BCLの取り引きを装い、エタノールの原料にすると言ったり、あるいは、グリーンケミカル(株)も、実際は生産がないのに、二度にわたって虚偽のBCLの販売量を市に報告していました。また、当初計画では、平成20年度当初予算13億8,850万円余りの国の交付金が予算計上されていましたが、最終補正では、大幅に減額されました。その際、材料の間伐材や林地残材も、市のバイオマスタウン構想に示す年間賦存量、理論的可能量は1万4,000トン台であったにもかかわらず、計画では1万5,000トンを計上していました。このように、ちょっと考えればわかるずさんな計画でした。上げれば切りがありませんが、最終的にはプラントも完成していませんでした。 確かに庄原市は、事務的には関係法令や条例、要綱に基づいて適正に事業をやられたかもわかりませんが、このような事業経過を振り返れば、実質的な内容においては、市に善管注意義務違反がなかったとは言えない。このように思います。ことしの議会報告会でも、行政と市議会に対して各会場から厳しい意見が出されました。行政としての政治的、道義的責任を認め、その責任を解明にすべきと考えます。そうした点があいまいなまま、多額の血税を国に返還した政治姿勢にはどうしても納得がいきません。そうした多くの市民の立場を考えて、今回の決算認定には特に反対いたしました。 また、昨年の当初予算の賛成討論の最後に、国民健康保険税、介護保険料、水道料金等、今は議論がありませんけれども、早いうちに住民負担増という話が出てくる可能性がありますが、今市民の生活は年々厳しくなっている。そうした市民の生活の実態に寄り沿って、知恵を出し合っていかなきゃならない。このように述べました。そして、国の政策に問題があるんであれば、市民の立場で自治体の長として、国にしっかり物を言い、財源保障を求めるとともに、国の悪政から市民を守る立場を忘れずに市政運営に当たってほしい。このように意見を述べました。この点では、先ほどもありましたが、平成26年度実質収支で9億円、確かに実質収支比率は適正な範囲にありますが、しかし一方、市民の暮らしや営業は非常に厳しい状況。特に昨年度、大幅な米価の下落で、JAの取扱量だけでも、農家の収入は5億円以上減っています。こういう厳しい現実があります。そうした中で、平成27年度からは、国保税や介護保険料の大幅な引き上げがありました。税率を得るために、一般会計からの基準外の繰り入れはありませんでした。 改めて財政運営がどうあるべきか。黒字が大きければいいというもんではないと思います。よく言いますが、名誉の赤字、不名誉の黒字という言葉もありますので、本当に市民の暮らしや気持ちに寄り添った市政、市長が市民の厳しい実態に目をやって、温かい行政姿勢、市政運営をされることを、そのために市長としての勇断をされることを求めて、反対の討論といたします。 ○堀井秀昭議長 次に、賛成の討論を許します。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。議案第114号を採決いたします。お諮りします。本案について、委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成16人、反対2人。以上のとおり、賛成が多数であります。よって、議案第114号は認定されました。 次に、議案第115号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第115号は認定されました。 次に、議案第116号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第116号は認定されました。 次に、議案第117号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第117号は認定されました。 次に、議案第118号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第118号は認定されました。 次に、議案第119号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第119号は認定されました。 次に、議案第120号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第120号は認定されました。 次に、議案第121号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第121号は認定されました。 次に、議案第122号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第122号は認定されました。 次に、議案第123号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第123号は認定されました。 次に、議案第124号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第124号は認定されました。 次に、議案第125号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第125号は認定されました。 次に、議案第126号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第126号は認定されました。 次に、議案第127号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第127号は認定されました。 次に、議案第128号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第128号は認定されました。 次に、議案第129号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第129号は認定されました。 次に、議案第130号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第130号は認定されました。 次に、議案第131号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は認定であります。本案はこれを委員長の報告のとおり認定することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第131号は認定されました。--------------------------------------- △日程第22 議案第92号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○堀井秀昭議長 日程第22、議案第92号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第92号につきまして御説明を申し上げます。本案は任期満了に伴う人権擁護委員の再選について、議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、庄原市七塚町1603番地1、原田實夫氏、昭和23年12月11日生まれは、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第92号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第92号は同意されました。--------------------------------------- △日程第23 議案第93号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○堀井秀昭議長 日程第23、議案第93号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第93号につきまして御説明を申し上げます。本案は任期満了に伴う委員の後任として、新たに庄原市西城町大屋1146番地、加藤豊三氏、昭和25年1月16日生まれを選任するため議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として同氏は人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第93号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第93号は同意されました。--------------------------------------- △日程第24 議案第94号 人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて ○堀井秀昭議長 日程第24、議案第94号、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。 ◎木山耕三市長 議案第94号につきまして御説明を申し上げます。本案は任期満了に伴う人権擁護委員の再選について、議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として庄原市比和町比和819番地、津秋法宣氏、昭和24年1月6日生まれは人格、識見、教育などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第94号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第94号は同意されました。--------------------------------------- △日程第25 請願第2号 平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望について(教育民生常任委員会委員長報告) ○堀井秀昭議長 日程第25、請願第2号、平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望についての件を議題といたします。 教育民生常任委員会委員長から審査の経過並びに結果について報告を求めます。横路政之委員長。     〔10番 横路政之議員 登壇〕 ◆10番(横路政之議員) 去る9月3日、第4回定例会本会議におきまして、教育民生常任委員会に付託されました、請願第2号、平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望についての審査経過と結果について、委員長報告を行います。 この件について、9月11日、教育民生常任委員会を開催し、審査を行いました。請願者は、庄原市身体障害者連合会会長、槇原五郎氏。紹介議員は、松浦昇議員であります。請願の要望項目は2つ、制度・政策に関する要望と、財政支援の充実であります。審査は、財政支援、特に当該団体の事務局事務の業務委託を想定した補助金増額について集中いたしました。最初に、庄原市身体障害者連合会補助金の担当部署である社会福祉課の出席を求め、本市の見解を求めました。担当課の説明によると、当該補助金は、合併前に旧市町それぞれで交付しており、合併後の平成17年度で統合され、152万7,000円、平成22年度から156万円。補助金のうち、人件費は年額12万円というものでありました。本市内の類似団体、2団体への補助金は、重度障害者を守る会へ20万5,000円。県北難聴者・中途失調者協会へ3万6,000円とのことでした。本市において、人件費を含む団体補助金は、当該団体以外で6団体あるとのことでした。委員から自己資金について質疑がありましたが、障害者手帳取得者からの集金は現実的ではなく、また、就労等の制限から経済的な問題もあり、実質不可能であると思うとのことでした。本市の見解としては、障害者差別解消法によるところの、障害によって不利をえないという部分において、他団体のように事務局が全てを担うことは、障害者の中においては厳しいことから、他団体とは異なった視点で検討していく必要があると考えているとのことでありました。委員からは、できる限りの配慮をお願いしたい。しかし、当該団体に限らず、担い手不足はどこにでも発生しているため、本市の財政状況を踏まえて、しっかり協議してもらいたい。他の事業も含めて、増額・減額する事業の精査が必要との意見が出されました。 次に、参考人招致として、請願者の槇原五郎氏の出席を求め、状況を聴取いたしました。請願者によれば、現在の事務局員が辞めるが、後任が団体内で見つからないとのこと。状況としては、パソコンの使用が必須であるが、会員の高齢化、軽度の障害であった方でも、加齢とともに重症化の傾向があり、事務局を担える方が不在とのことでありました。また、事務局員には事務以外に、各種大会への参加において、会場での受け付け、出場者の身の回りの準備等も必要とされるとのことでした。合併前においては、旧市町に担当者がおり、付き添いや交通手段を含めた対応がなされており、安心して活動ができたが、現在はそのサポートがないことも、さらに団体内での負担になっているとのことでした。 参考人招致の後、委員間で自由討議を行いました。内容としては、障害者に関する法律からすれば、行政はあらゆる支援をすべきであり、他団体とは位置づけが違う。具体的な業務委託の試算がしてあるが、その金額を審査するのではない。請願の趣旨は、あくまで財政支援を願っているだけであり、採択すべきであるといった意見。一方、緊縮財政の中で、他の制度や補助金との整合性は保たなければいけない。当委員会のみでこのことを判断し、採択するのは適当でない。願意は理解できるので、趣旨採択とすべきとの意見も出されたところであります。 それでは、採決結果を報告いたします。請願第2号、平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望については、賛成多数で採択すべきものと決しました。 以上、委員長報告といたします。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告について質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより請願第2号を採決いたします。本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願はこれを委員長の報告のとおり採択することの賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり賛成が全員であります。よって、請願第2号は採択することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第26 発議第13号 庄原市議会会議規則の一部を改正する規則について ○堀井秀昭議長 日程第26、発議第13号、庄原市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 発議者から説明を求めます。議会運営委員会、岡村信吉委員長。     〔13番 岡村信吉議員 登壇〕 ◆13番(岡村信吉議員) 発議第13号、庄原市議会会議規則の一部を改正する規則案について、提案理由の説明を申し上げます。発議集のその2、1ページをお開きください。 庄原市議会会議規則の一部を改正する規則案。これにつきましては、市議会会議規則第14条第2項の規定により、別紙のとおり規則案を提出いたすものでございます。このたびの改正は、提案理由、裏面にございますとおり、議会における本会議及び委員会の欠席理由に出産の規定を定めるため、規則の一部を改正しようというものでございます。内容につきましては、規則案の新旧対照表によって説明を行います。4ページをお開きをお願いします。今回、改正をするのは、会議規則第2条第2項として、議員は出産のため出席できないときは、日数を定めてあらかじめ議長に欠席届を提出することができるというものを加えます。さらに第91条に第2項として、委員は出産のため出席できないときは、日数を定めてあらかじめ委員長に欠席届を提出することができるというものを加えるものでございます。なお、附則として、この規則は交付の日から施行することといたしております。 以上で提案説明を終わります。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議第13号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成18人。以上のとおり、賛成全員であります。よって、発議第13号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第27 発議第14号 国会における安保関連法案の強行採決に抗議し法の施行に反対するとともにこの法の廃止を求める意見書 ○堀井秀昭議長 日程第27、発議第14号を議題といたします。 発議者から説明を求めます。福山権二議員。     〔6番 福山権二議員 登壇〕 ◆6番(福山権二議員) 6番、福山でございます。御上程をいただきました発議第14号について、提案理由を申し上げます。 皆さん御承知のように、私たち庄原市議会のいわゆる有志の会として取り組んできました、この2カ月の取り組みは、まさに庄原市議会の歴史に残る非常に意義深い、すばらしい取り組みであったというふうに考えております。私たちが取り組んだ安保関連法案が法として既に決まりましたけれども、これからの私たちの庄原市議会が、市民の皆さんにこれからどういうふうに取り組んでいくのか、庄原市民の皆さんにお示しをし、さらに同じような立場で取り組んでいる全国の皆さんと一緒になって、この運動をさらに強めていく、まさにその出発点の時期であるというふうに思いますし、政府に対しても、国会に対しても、私たちの、そして市民の皆さんの思いをしっかりとお伝えするということのために、以下の意見書を提案いたしますので、議員の皆さんの御賛同をお願いいたします。それでは、意見書案を朗読して提案させていただきます。 国会における安保関連法案の強行採決に抗議し法の施行に反対するとともに、この法の廃止を求める意見書案。去る9月19日未明、参議院は本会議において安保関連法案を採決した。この法案は、衆参両院で与党によって強行採決された。参議院特別委員会採決は、議事録さえ作成されえない事態の中での出来事であり、採決とは程遠いものであった。地方議会を初め、国民の多数が法案の内容が理解できないし納得できないと、採決後もさまざまな形で政府に廃止を求めている。安倍首相は、法案提案時には、日本国民の生命や権利に明白な危険が迫る存立危機事態の例として、繰り返し強調したホルムズ海峡の機雷除去についてさえ、現実問題として発生することは想定していないと国会で答弁した。防衛大臣は、憲法を法案に合わせるとまで言い、この内閣が憲法を遵守する姿勢を持たないことを繰り返し露呈し続けてきた。日本は立憲主義の国であり、どのような法案でも憲法第98条の規定が遵守されていなければそもそも提案すべきでない。今国会で強行を繰り返して採決された安保関連法は、日本の立憲主義、民主主義、平和主義に相入れないものである。よって、衆参両院議長と内閣総理大臣に次のことを強く求める。1、憲法第9条は国策としての戦争政策を禁じており、この憲法の理念に反する法の作成、国会提案は絶対に行わないこと。2、この安保関連法は、国民の大多数の反対を無視して成立させたものであり、法による具体的な施行をしないこと。3、今期国会で成立したとされる安保関連法は、憲法違反の法であるから、即時廃止すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。平成27年9月30日、広島県庄原市議会。以上でございます。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 門脇俊照議員。 ◆17番(門脇俊照議員) 発議者にお伺いします。先ほど意見書の中で発言されたわけなんですけど、記の3番の中に、安保関連法案は憲法違反の法であると発言されたんですけど、これ恐らくきょう公布されるだろうという情報が入っておるわけなんですけど、憲法違反と決めつけられるのは、司法の場にも上がってないのに、ここまで言い切れるのはどこに根拠があるのかお答えください。 ○堀井秀昭議長 答弁。福山権二議員。 ◆6番(福山権二議員) 今、質問者が言われたように、どこに根拠があるのかということですが、これは我々提案者の考えといたしまして、明らかに憲法違反であるという、専門家のほとんどが意見を述べています。さらに日本弁護士連合会、日弁連も、初めて強制加入である日弁連の組織であり、その構成員の中には、さまざまな質を持っている人が入っておりますけども、この日弁連が初めて、この法律は違憲であると。これを認めるようなら、日本の立憲主義は成り立たないということで、全国的なこの法案に対する反対の意思表明をして、闘争するということまで宣言されています。そういう事態を見ても、私は庄原市議会の地方議会に席を置く者として、客観的に考え、中身まで十分考えて明確に憲法違反であるというふうに判断をしております。また、それが日本の、例えば裁判所であるとか、そういうことでどのように判決なり、確定するか分かりませんが、地方議会議会に席を置くものとして、こういうことが憲法違反であるというふうに断定するのは、当然の判断であるというふうに考えております。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 門脇俊照議員。 ◆17番(門脇俊照議員) そういう考え方もあるかも分かりませんけど、庄原議会としてこれを憲法違反として本当に出してもいいものかどうか。多くの憲法学者も確かに発言はされていますけど、この議案に対して進め方、決め方に対しては、違法と言われるけど、憲法自体にというのは、護憲の方もあれば、改憲の方もあり。そういう中での発言であって、あの大多数全てが憲法違反というのは言ってないと思うんですよ。ここまで、庄原議会が前のめりになって、これは憲法違反と断定することが本当にいいことかどうなのか。もう一つ、この最初が6月の終わりですか、意見書を出し、また、今月18日も意見書を出しました。今回、3本目になるわけですけど、それぞれ読ましてもらう中で、違いはありますけど、その3本とも、本筋、願意というものは安全保障法案に反対であります。なぜここまで3カ月内のうちに、同じような趣旨を3本も出されるのか、その違いと今、出される思いをお伺いしておきます。 ○堀井秀昭議長 答弁。福山権二議員。 ◆6番(福山権二議員) この法律が憲法違反かどうかということについては、既に庄原市議会としてはこれまで2回の意見書で、衆議院、参議院で憲法規定に違反した安全保障関連法を強行採決したというような言い方で、もう一定の意思表示はこの議会でもしているというふうに考えております。だから自信を持って我々もこれまで通り、憲法違反だというふうに強調して何ら差し支えないというふうに思っております。また、一つの議会で繰り返し同じような内容というふうに言われますけれども、今度のこの意見書は、まさに国会審議、状況に対して、強行採決をするな、慎重審議をしろというふうに言ってきましたけれども、この意見書は、そういう運動を、思いを持って、庄原市民の皆さんと一緒になってやってきた。そのことを踏まえて法律が強行された、採決されたと。その新しい事態に対して、これからどういうふうに進んでいくのか。そういうことを内外に明白に示す。市民の皆さんにも私たちの態度を示し、全国の仲間にもそれを示して、そして中央政府、そして国会にも私たちの姿勢を強調して、これからの運動の出発点にするという意味でも、中身は違いますので、同じようであっても、これは全く、そういう意味では違った質のものであるというふうに考えておりますので、質問者の心配は全く無用なことだというふうに考えております。 ○堀井秀昭議長 他に質問はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 まず、原案に反対の討論から許します。横路政之委員。     〔10番 横路政之議員 登壇〕 ◆10番(横路政之議員) 10番、公明党の横路でございます。私は、この意見書に対して反対の立場で討論を行います。戦前、日本は軍事力をもって他国に攻め入り、他国を戦場として、大勢の人を傷つけました。国際社会からの忠告を無視し、結果的に孤立する流れをつくってしまいました。こうした境遇から、二度と戦争を起こしてはならないと考えるのは当然であります。一方で、安全保障の取り組みは、もっと現実的に考えなくてはなりません。戦後憲法第9条が掲げられ、多くの人は非武装を誓いましたが、程なくして朝鮮戦争が起き、日本にも戦渦が及びかねない危機を迎えました。憲法第13条によれば、国民の生命自由、幸福の追求の権利は尊重されなければならず、その責務は国政が負う、この権利が最も侵されるのは、武力攻撃を受けたときであります。それを防ぐために自衛隊が生まれました。ただ、国際紛争を解決する手段として、武力を行使できない憲法第9条の制約で、自衛隊の活動に歯どめがかかっております。冷戦後、中国やロシアは経済力を回復するに伴い、海洋進出など、軍事的な動きを活発化させてきました。北朝鮮は、日本の大半が射程距離に入る弾道ミサイルの配備を進めております。日本では約10年前、日本への武力攻撃が発生した事態などに備え、有事法制を制定しましたが、その後も日本を取り巻く安全保障環境は厳しさをますばかりであります。こうした背景があって、政府・与党は平和安全法制の関連法案を取りまとめたわけであります。平和安全法制の最大の目的は、日本の存立と国民の権利が根底から覆される事態が起きた際、国民の生命や人権をしっかり守れるようにすることであります。この仕組みを整えることは、外国との対話を促す外交の推進力になります。日本の備えが不十分で、隙をつけば混乱を招く状態であれば、逆に不測の事態を誘い込んでしまいかねません。抑止力を高めるという意味は、不測の衝突を起こさせないための備えを万全にするということであります。備えが万全なら、安易に軍事力に頼るのではなく、対話で解決しようという流れができます。自衛隊は災害派遣などで世界から認めれ、潘基文国連事務総長からは、自衛隊の活動を広げてもらいたいと要望も受けております。途上国などで、人々の生活に欠かせない橋や道路の整備を進めてきたのも、自衛隊であります。これからも、こうした自衛隊の能力は大いに生かしていかなければなりません。今回の安全保障のもう一つの目的は、自衛隊の活動を通じて国際社会に貢献し、信用を高めることで、日本を世界から尊敬を集める国にしていくことであります。そうなれば、東日本大震災のときのように我が国が大震災に見舞われた際、世界中の国々が救済の手を差し伸べてくれます。また、今回の平和安全法制は、昨年の閣議決定の折、集団的自衛権と個別的自衛権が重なる範囲を明確にしたものであります。これで、なし崩し的に個別的自衛権の解釈を広げて、実は、集団的自衛権の範囲に大幅に踏み込んで活躍するといったことができなくなりました。また、日本の場合に必要な活動は、問題なくできるわけでありますから、憲法第9条を改正する必要はなくなったわけであります。今回の平和安全法制は、昨年の7月1日の閣議決定から一歩も出てはおりません。この平和安全法制は決して戦争法ではなく、戦争を防ぐための仕組みをつくる、戦争防止法であり、対話促進法であると申し上げて、反対討論といたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に賛成の討論を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕
    ○堀井秀昭議長 八谷文策議員。     〔19番 八谷文策議員 登壇〕 ◆19番(八谷文策議員) 私は、発議第14号、賛成の立場で討論させていただきます。私たちは、今議会で2度の発議を出しました。残念ながら、それが届いているはずなのに、国会では強引に可決しました。今、私たちが声を上げなかったら、これは施行されてしまいます。そして、進んでしまいます。今、すてきな横路議員の討論も聞かせていただきました。しかしながら、私たち日本は、たった一つの初めての被爆国です。そして、広島と長崎は、その被爆国の中のたった二つの被爆県です。70年前に、やむにやまれずと言うと怒られるかもしれませんけど、戦争を起こしてしまった先達の皆さん方が大勢亡くなって、この日本を立て直してくださいました。36年安保のときも、ずっと大騒ぎして、私は高校3年生のときに国会議事堂の正門の前におりました。大勢の方が集まって安保に反対しましたが、結果的には、もちろん通りました。その時の意味と少し違うということ。私たちは、憲法第9条を守るんだということで、横路議員の討論にはございましたけども、やはり戦争に入り込むような懸念のある法案はやめてもらいたい。そして、通ったからといって執行してもらいたくない。そのことを本会議があるたびに出し続けなきゃいけない。それが私たちの義務だと思うんです。何のために、大勢の方々が70年間苦しんで、原爆のために大勢の方が亡くなったのか。その後、何人の方が、何百人の方が、何千人の方が、その被爆二世、三世と言われながら苦しんでいるのか。このことを私たちは訴えていきたいと思います。既に戦争は過去だったと思わせないように、世界のどこでも戦争は起きない、起こさない。そういう戦いをしていかなきゃいけない。庄原市議会は、県内でも、最初に手を挙げて進み出しました。これに関しては何遍でも、とまってくれるまで、終わりになるまで、この法案をつぶしてしまうまで頑張っていきたいと思います。どうぞ、議員の皆さん方の温かいお心を頂戴して、これを皆で、この発議に対して賛成していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 赤木忠徳議員。     〔14番 赤木忠徳議員 登壇〕 ◆14番(赤木忠徳議員) 私は、発議第14号に反対の立場から討論させていただきます。意見書は、市区町村の議会は、地方自治法に基づき、国会に意見書を提出できるが、国会側に、意見の尊重義務などの法的拘束力は生じないということになっております。しかしながら、全国から443の発議がありながら、安保関連法案は成立をされたわけでございます。我々も多くの皆様と同様にこの行動をとってきました。しかしながら、意見書を庄原市議会は、平成26年9月30日、平成27年6月30日、そして、今年この議会の18日に意見書を提出しております。私は、意見書というものは、庄原市議会の意思を示すものであるという立場から、十二分に庄原市議会は反対の立場を表明できた、そう感じているところであります。しかしながら、なぜこの提出に反対するのか。皆さんと、多くの議員の皆さんと行動をともにしてまいりましたが、大志の会の意思を確認せず、調整もせず、     〔「違う、違う」と呼ぶ者あり〕 ◆14番(赤木忠徳議員) この発議を強行し、提出したことに抗議し、反対の立場からの討論とさせていただきます。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。吉方明美議員。     〔3番 吉方明美議員 登壇〕 ◆3番(吉方明美議員) 私は、今回出されました発議第14号に、賛成の立場で討論に参加いたします。去る7月下旬に、庄原市議会議員有志が提案者となり、市民の皆さんと安保関連法案反対の実行委員会を結成し、広く市民の皆さんに訴え、そして、市民会館において900名を超える集会を開催し、また、1万3,200名もの反対署名活動を実行してきました。このことは、庄原市議会史上初めてのことではなかったかと思います。何より、議会における会派・党派を超えて、また、市民が一体となって結集できたことは、非常に大きな意義があり、財産であり、私自身、誇りに思っております。この安保関連法案には、庄原市議会として、政府や衆参両議長に対して、法案の慎重審議を求め、国民の理解と納得が得られるまでは強行採決してはならないことを求め続けてきました。地方議会の議員として、政府の姿勢が、立憲主義、平和主義、民主主義を否定しているものであり、断固として抗議と反対の意思を表明すべきだと考えておりました。安倍内閣は、国民が法案を理解していることを知っていながら、また、本案が憲法に違反していることを知っていながら、単に衆議院と参議院において、多数の議席を有しているという理由だけで、憲法を法案に合わせるという暴挙を実行してしまいました。このことは、立憲主義や民主主義の否定だけでなく、国民主権についてさえ否定するもので、到底容認することはできません。これはまさに異常事態であり、安倍政権に対する全国的、国民的行動がさらに必要となっております。私たち地方議会が全力を挙げて、この法案を提案した安倍連立政権に抗議するとともに、市民と力を合わせて、法の廃止を実現させなければならないと考えます。本日は本会議において、議会として、市民の皆さんにしっかりとした姿勢を示すことが極めて重要であると考え、この意見書に賛同することを表明し、賛成討論といたします。 ○堀井秀昭議長 他に討論ありませんか。原案に反対の討論を許します。門脇俊照議員。     〔17番 門脇俊照議員 登壇〕 ◆17番(門脇俊照議員) 私は、発議第14号に対し反対の立場で発言させていただきます。と、こう言いますと、おいおい、あんた今まで賛成してきたじゃないか。署名もしてきたじゃないか。当然その通り。もちろん今でも、この安保法案に、進め方、決め方に対し疑問を持ち、反対の立場であり、私も署名を集め、皆さん方にもお願いしました。なぜ、反対されるかと言われると、一つの議会の中で、3本出すこと自体どうなんだろうかと。例えば、私たち議員も、地域や団体から陳情・要望・請願をいただきます。これが、3カ月ずつ同じ団体から同じ内容のことを3本出された時、皆さんどうなんですか。大抵、おいおい一本にまとめてくれやとか、これどうにかしてもらえやというのが普通だと思うんです。決して、今回提出された意見書、憲法違反というところだけはちょっとひっかかるんですけど、意見書に対して何ら悪いとも思いません。しかし、考えていただきたいのは、出すときの時期です。1番効果があるときに、また、できれば庄原議会、隣の三次市さん、安芸高田市さんと一緒になってやろうやとか、そういうもう一つのうねりを持って何か行動に移す。こういうのが、私は必要だと思います。同じ目標に向かって槍を投げるより、何とか大砲を撃って、しっかりした思いを伝えるというのは、やはり我々議員としても必要であろうと思います。先ほどの横路議員、また八谷議員も発言されました。全くその通りだと思います。日本が戦争することは絶対反対です。やらすべきでもない。そういう思いで一緒です、皆さん方と。しかし、3度目の今回、きょう、この時期に出すということについては反対します。という思いで、私の反対討論とさせていただきます。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。近藤久子議員。     〔4番 近藤久子議員 登壇〕 ◆4番(近藤久子議員) 私は、この発議に対して賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。1945年8月6日の朝、広島で一体何が起こったのか。あの惨状、過ちは繰り返しませぬからの碑文とともに、私たちは決して忘れてはなりません。戦後70年、日本国憲法の下で、1人も殺さず、1人も殺させず、平和を守ってきた事実も忘れてはなりません。そしてもう一つ、2015年9月19日の未明、参議院本会議で、あの怒号の中、一体何が成立したのか。このことも忘れてはなりません。日本国憲法の第9条を改めて読み上げてみたいと思います。日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。今回の法案は明らかに憲法違反であり、一内閣の解釈によって、平和主義が覆されることがあってはならないと思います。今を生きている私たちの使命は、子や孫にこの平和を確実に伝えきること、確実に守りきること、そう思っております。今回、学生や子育て中の若いお母さん方など、かつてない幅広い層の反対の声の高まりがありました。法案の成立が終わりではありません。私たちは、1万3,200人の署名の重みを十分に感じながら、これからも党派や立場を超えて、歩みを続けていかなくてはならないと思っております。よって、この発議に対して賛成といたします。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。原案に反対の討論から許します。ありませんね。では、賛成の討論を許します。林高正議員。     〔11番 林高正議員 登壇〕 ◆11番(林高正議員) 11番、林高正です。私は、発議第14号に賛成の立場で討論したいと思います。これまでの皆さんのお話を聞かせていただく中で、戦争はしてはいけないというのは、皆さん同じように共通認識でお持ちのようです。しかしながら、法案が強行であれ、通ってしまった中で3度目を出すことはいかがなものかとおっしゃったのには、愕然といたしました。第二次世界大戦も時の内閣は、一生懸命戦争しないように努力をし続けたわけですけど、ここは解釈の違いですけど、やむにやまれず開戦をしたと。あの時にもうちょっと踏ん張っていれば、戦争は回避できたんじゃないかなと思います。私、今回、演説でもよく使ったフレーズというか、ドイツと日本の比較をですね、ちょっと皆さんも考えていただきたいんです。今、ヨーロッパには難民が大変流入しております。50万とも60万ともいわれる人たちがどんどん入ってきている。そこの中で積極的に手を挙げて支援しているのは、実はドイツのメルケル政権ですね。予算を9,000億円程度即確保して、避難するところも確保して、一生懸命やっている。これ、なぜか。日本と根本的に違うのはそこなんですね。ドイツは戦争を起こした国なんです。日本も実は起こした国なんですけど、ドイツは分断をされました。東と西。同じ民族が分断され、家族が分断されました。どうやったら、これが一緒になれるだろうかということで、ドイツは考えたわけです。そうすると、徹底的に、戦争を起こしたこと、その償いはどうすればいいのか、教育はどうすればいいのかということで、進んできたわけです。自分たちの働く場がなくなっても、諸外国の人たちを入れて働いてもらっているのがドイツなんです。日本は自分たちの権益ばかり守るために、中国に出かけていって、安い労働者を使って企業収益を上げておきながら、危なくなったら出かけていく。中国脅威論を出す。北朝鮮からミサイルが飛んで来ると言う。そんなまやかしの中で今回の法案が出てきたわけです。どの国も戦争をしたくてやっている人いません。一部の影で操る人たちが、宗教に名を借りたり、そういった行いで戦争をやっているんです。ひとたび我々が、今回の法案は通ったからもういいんだと諦めてしまったら、それは戦争へもう突き進んでいるわけです。だったら廃案に持っていくにはどうしたらいいのか。我々の声を集結して、そういう行動を起こすしかないんですよ。今回、報道の中で、NHKなんかは、デモについてはほとんど放映しませんでした。大手の新聞会社、読売新聞も全く報道がなかった。強行採決の時には、相撲の中継までやめて強行採決を映したりした。公共放送にはなってませんよ。皆さんもよく考えていただきたい。戦争を起こしたときの日本と似てるじゃないですか。言論封鎖ですよ。だから我々は、地方議員でありながらでも、声を出していかなければいけないんです。それが市民代表としての市議会の役目なんです。どうぞ発議第14号、私は賛成の立場で討論させていただきましたが、皆様の賛同をお願いしたいと思います。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に反対の討論を許します。討論はありませんか。では、賛成の討論を許します。政野太議員。     〔2番 政野太議員 登壇〕 ◆2番(政野太議員) 2番、政野太でございます。私は、発議第14号に賛成の立場で討論をいたします。今回の法については、多くの憲法学者や元最高裁長官までもが集団的自衛権の行使を認める立法は違憲だというふうに語られております。今回、強行採決で可決された法案は、一内閣の曲げた憲法解釈によって成立された法案であります。これを施行することは絶対にとめなければなりません。時の内閣が、憲法解釈によって上位法である憲法の根幹を変えてしまうような法案を策定することなどは、あってはならないと私は考えております。国民はこれまで、集団的自衛権の行使は日本国憲法第9条のもとでは許されないと、そういう政府見解を支持していたからこそ、現在の政権があるのだと思います。与党は、議席の数の論理で立法を押し進めてきましたが、あのような強行採決が本当に民主主義といえるでしょうか。特に今回、政治離れをしていると言われている若者の関心も高く、来年から参政権を持つ18歳の子供たちや20代の若者に対して、この強行採決をどのように説明ができるのでしょうか。国民の6割が今回の法案成立に対して評価できないとしながら、一方では、7割の国民は日本の安全と平和を維持するための何らかの法整備は必要であるという見解を示している調査結果もあります。あえて数の論理で言うならば、与党は正々堂々と憲法改正に力を注ぐべきであったと強く感じます。国民の真意を無視した、あのような暴挙と化した強行採決で成立された法案は断固認めることはできません。このたびの安保関連法案の廃止を強く求めて、私の賛成討論といたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に反対の討論を許します。討論はありませんか。では、賛成の討論を許します。五島誠議員。     〔1番 五島誠議員 登壇〕 ◆1番(五島誠議員) 私は、発議第14号に賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。多くの方が既に賛成討論に立たれて、私は一点だけ、この場で討論させていただきたいと思います。先ほど反対討論の中で、一つの議会で何本もするもんじゃないよというような趣旨の発言がありました。また、時期が大切であるというような話もあったかと思います。そうなんですね。こういった意見書、出す時期がものすごく大切だと思います。私は、去る19日の本会議で意見書の提案者となりましたけれども、私が提案した意見書と今回の意見書は全く違うものです。あの19日のときは、参議院の採決が行われる前でした。今回は参議院の採決が行われた後にする意見書です。あの今までの行動で、庄原市議会の意見、そういったものは十分に発信できた。そうおっしゃるか方もいらっしゃるかもしれませんけれども、意見が発信できただけでは、我々は満足できないと思います。そこで立ちどまってはいけない思います。多くの市民の方の思い、あれだけの署名、そして、あれだけの行動。そういったものを、ここで一旦やめるわけにはいかないです。通ったからといって、この動き、運動をやめるのではなく、通ってしまった今だからこそ、この今の時期だからこそ、この意見書は提出されるべきだというふうに私は感じます。これはパフォーマンスではなく、本気でこの法案を廃案に持っていくための運動の一つであり、ぜひとも皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に反対の討論を許します。討論ありませんか。それでは、原案に賛成の討論を許します。谷口隆明議員。     〔20番 谷口隆明議員 登壇〕 ◆20番(谷口隆明議員) 20番、日本共産党の谷口隆明です。私は、ただいま上程されております意見書に賛成の立場から討論を行います。多くの皆さんが意見を述べられたので、重複する場面があるかと思いますが、私の思いをしゃべらせていただきたいと思います。この法律は、平和を守るため、戦争を食いとめるための法案だというようにいう意見もございました。しかし、この間の衆参両院の国会議論の結果でわかったことは、これが明らかに自衛隊が海外に出て戦争ができる仕組みが盛り込まれているということです。武力行使をしている米軍に、自衛隊が戦闘地域まで行って兵たん活動を行うことができることを認めました。また、紛争や戦乱や続いているアフガニスタンや南スーダンのようなところに自衛隊を派遣して、治安活動ができることも国会で認めました。また、地域のどこであれ、米軍の艦船を防護することも、自衛隊は可能だというふうに答弁しています。そして、日本はどこからも攻撃を受けていないのに、日本の側から武力を行使することができる集団的自衛権の行使、これも可能というように答弁しています。これらは全て憲法第9条を踏みにじって、海外で戦争する国に乗り出す仕組みそのものです。政府は今早速、南スーダンでのPKO活動の任務拡大をしようとしています。PKO活動に参加すれば、ドイツ軍に見られるように、大変な戦死者が出て非常に厳しい状況です。また、安保法制の強行は、皆さんもおっしゃったように、まさに立憲主義に違反するものです。安倍政権は一内閣の判断で、憲法第9条のもとでは集団的自衛権は行使できないという歴代自民党政権、60年間守り通してきた政府解釈を180度転換して、行使できるということにしてしまいました。皆さんもおっしゃったように、国会で多数を持っているから何でもできるというものではありません。本来、憲法の枠の中でしか政治はできません。どうしてもやるんであれば、これも皆さんおっしゃったように、憲法を堂々と改正をして、その中で国民に信を問うてやるべき大きな問題です。ですから今、圧倒的多数の憲法学者や歴代の内閣法制局長官、元最高裁の長官までが憲法違反と言っているのは、そのためだと思います。皆さんおっしゃいますように、数の力で達成したからといって、このままでおくことはできない異質の法律だというふうに思います。この庄原市でも、市民運動がかつてなく広がり、今でも全国で国会を包囲していく運動は継続しています。これは、戦後70年たって日本の民主主義がやっと根付いてきた、そのように言われています。庄原市でも、培ってきたこの運動で、皆さんおっしゃいますように、何としても廃案にもっていくために頑張っていく。その戦いの出発点がこの意見書だと思います。一事不再議、同一事件に当たるんではないかという反対論がありましたが、たとえ形式・内容が同一であっても、内容は同一ではありませんけれども、目的を異にする場合、また目的の達成方法を異にする場合、あるいは提案の理由が違う場合は、それに該当しません。しかも、事情変更の原則もあります。いずれにいたしましても、先ほど述べられたように、国会審議中に法律が成立していないときに、成立しないように求めた意見書と、完全に法律が成立した今では大きく事情が変わっており、一事不再議に当たらないのは当然です。そうした意味で、可能な限り、皆さんの多くの意見で、この意見書を国会に持って行き、何としてもこの法案を廃案にするために力を合わせていきたい。その決意を述べて、賛成の討論といたします。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより発議第14号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数18人、賛成15人、反対3人。以上のとおり、賛成が多数であります。よって、発議第14号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第28 議員派遣について ○堀井秀昭議長 日程第28、議員派遣の件を議題といたします。 事務局長から朗読をさせます。 ◎前原伸一議会事務局長 議員派遣の件、次のとおり議員を派遣する。広島県市議会議長会主催の北部ブロック議員研修会。派遣の目的、議員研修会へ出席のため。派遣場所、庄原市西城町ひろしま県民の森のほか。派遣期間、平成27年10月26日。派遣議員、議員全員であります。以上でございます。 ○堀井秀昭議長 お諮りします。会議規則第167条第1項及び第2項の規定による議員派遣については、ただいま朗読したとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。 なお、この際お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣の内容に変更があった場合、その決定については、議長に一任を願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたします。--------------------------------------- △日程第29 閉会中の継続審査について(各常任委員会の所管事務調査) ○堀井秀昭議長 日程第29、閉会中の継続審査の件を議題といたします。 各常任委員会委員長から所管事務調査につき、庄原市議会会議規則第111条の規定により諸般報告書第3号へ掲載をしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。これを各常任委員会委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたします。--------------------------------------- ○堀井秀昭議長 以上で、今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、平成27年第4回庄原市議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。                         午後0時6分 閉会---------------------------------------   平成27年第4回庄原市議会 議決結果一覧(平成27年9月30日)種類番号分類事件名議決結果投票総数投票数1234567891011121314151617181920賛成反対五島 誠政野 太吉方明美近藤久子徳永泰臣福山権二堀井秀昭坂本義明松浦 昇横路政之林 高正田中五郎岡村信吉赤木忠徳垣内秀孝竹内光義門脇俊照宇江田豊彦八谷文策谷口隆明議案95条例庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例原案可決18162◯◯◯◯◯◯議長◯×◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯×議案100条例庄原市個人情報保護条例の一部を改正する条例原案可決18162◯◯◯◯◯◯議長◯×◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯×議案114一般平成26年度庄原市一般会計歳入歳出決算認定について認定18162◯◯◯◯◯◯議長◯×◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯×議案115一般平成26年度庄原市住宅資金特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案116一般平成26年度庄原市歯科診療所特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案117一般平成26年度庄原市休日診療センター特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案118一般平成26年度庄原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案119一般平成26年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案120一般平成26年度庄原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案121一般平成26年度庄原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案122一般平成26年度庄原市介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案123一般平成26年度庄原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案124一般平成26年度庄原市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案125一般平成26年度庄原市浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案126一般平成26年度庄原市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案127一般平成26年度庄原市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案128一般平成26年度庄原市宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案129一般平成26年度庄原市水道事業会計決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案130一般平成26年度庄原市国民健康保険病院事業会計決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案131一般平成26年度庄原市比和財産区特別会計歳入歳出決算認定について認定18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案92一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて〔原田實夫氏〕同意18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案93一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて〔加藤豊三氏〕同意18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯議案94一般人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて〔津秋法宣氏〕同意18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯請願2一般平成28年度庄原市身体障害者連合会事業活動・助成の要望について採択18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯発議13一般庄原市議会会議規則の一部を改正する規則について原案可決18180◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯欠◯◯発議14一般国会における安保関連法案の強行採決に抗議し法の施行に反対するとともにこの法の廃止を求める意見書原案可決18153◯◯◯◯◯◯議長◯◯×◯◯◯×◯◯×欠◯◯請願3一般林道等の整備に係る分担金の徴収免除に関する請願継続審査請願第3号は簡易採決を行いましたので、個人の賛否は表示しておりません。〔表示例〕 ○・・・賛成  ×・・・反対  欠・・・欠席  議長・・・議長職(通常は採決に加わらない)  棄・・・棄権  除・・・除斥   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。          庄原市議会議長      堀井秀昭          庄原市議会議員      谷口隆明          庄原市議会議員      五島 誠...